メッセージ

当社は、天正年間(1590年)から鍛冶屋治郎右衛門の屋号で代々家系が引継がれ、 発祥の地が神社の先にあったことから宮の﨑の治郎右衛門と呼ばれ宮﨑と名付けられました。 初代社長宮﨑治一によって1935年に有限会社宮﨑鉄工所が立ち上げられました。当時は泉南地区にあって地域産業であったワイヤロープや繊維産業用の機械を手がけていました。



1945年4月1日に宮﨑鉄工株式会社となり、ワイヤロープの生産機械を主力に製造販売が行なわれました。1961年(昭和36年)に現在の貝塚市新井に移転し、ワイヤロープ生産機械を技術ベースにワイヤ全般にわたる産業機械専門メーカーとして発展を続けてきました。現在では、ワイヤフォーミングマシンの我国唯一の総合メーカーであり、トップメーカーとして伸線機・抽伸機・撚線機及びそれに係わる付帯設備(部品等)に加え、液晶・プラズマ用ガラス生産設備の製造・各種搬送装置さらにはセラミックス加工等幅広く産業機械並びに特殊部品加工の分野で実績を積んでいます。当社は、技術の宮﨑として現時点での権利ある特許取得は7件あり、技術面におきましてもユーザーから高い評価を頂いております。

社長からのメッセージ

ワイヤフォーミングマシンは、みなさんが日頃目にする 電線ケーブル・ワイヤロープ・ボルトナット・自動車部品などを生産する機械です。お客様のご要望により設計製作を行い、国内はもとより海外にも販売しています。製作する機械は一品一様で形や大きさが同じ製品はほとんどなく、毎日が開発の連続です。しかし、どんなご要望にも答えること、どんな難しいことにも挑戦し続けることが私たちの仕事であると確信しています。ミヤザキはワイヤフォーミングマシンの総合メーカーとして国内トップのオンリーワン企業であり、設立から70年余りの長い歴史の中で培われた技術力によって多くのお客様から信頼をいただいております。また、社内では人材あっての会社だと考え、教育・研修に力を入れて、人材育成を図っております。「若さ」と「情熱」と「能力」に支えられた自らの手で、手作りの製品をひとつでも多く世界に送り出して下さい。当社では、そのための土壌とバックアップ体制は整えております。

取締役技術担当からの一言

"確かな技術で、CS(顧客満足)を追求する"

当社技術のコアは、回転体(5000r/m)・往復運動(150m/m・引張力50)・各種半導体・電気制御などをベースにし、各種の製品設計を行っています。長い歴史の中で裏づけられた技術を継承しつつ、新機種の開発とそれに伴う機械の自動制御を日々45名の技術スタッフで苦楽を分ち合い一喜一憂し、顧客満足を高めるために邁進しています。「百聞は一見に如かず」と言われます様に先ずは工場見学をして頂き、当社の技術レベルの評価をして下さい。

先輩からの一言

入社の動機
社会を陰ながら支える仕事ができるという点に魅力を感じました。また就職活動中に悩んでいるときに、親身になって会社のことについて教えていただけたことも動機の一つです。

やりがいを感じる時
入社してから機械設計の楽しさと怖さを感じながら仕事に励んでいます。設計には物づくりの基本、強度計算・材料選択・製缶・鋳物・加工手順・コストなど多くあり吸収するだけでも大変ですが、CADにて設計した部品が出来上がった時には感激しました。配属した直後は分からないことがほとんどでしたが、先輩社員や周りの方に質問しやすく非常に風通しの良い職場です。また、各部署の距離が近く、直接会ってコミュニケーションも取りやすいため、働きやすい職場環境でもあります。技術の仕事はデスクワークに留まらず、他部署との連携が必要で、時には現場で何が起きているか自分の目と耳で確認をして、真の情報を認識する必要があります。そういった三現主義を大切にしながら、日々楽しく仕事をしています。

就職活動生へのメッセージ
比較的若いうちから責任のある仕事を任せてもらえるため責任は大きいですが、やりがいを感じることができます。また、仕事での悩みや行き詰った時には相談に乗り、アドバイスをくれる先輩方が多くいます。

中原 雅史(2016年入社)
関西大学 工学部卒



入社の動機
企業説明会の際、様々な質問をした際、学生に対して一番丁寧に質問に答えて頂き、教育制度が充実していた事と、働きやすそうであると感じたと同時に、大型機械を設計してみたいという思いが叶うと思い入社をしました。

やりがいを感じる時
まだ大きな設計に携わったことはないのですが、自分が携わった部品などが、実際に形となり、製品に使用されていくということにやりがいを感じます。

就職活動生へのメッセージ
私は技術営業として就職するか設計者として就職するかについて最後まで悩んでいました。しかし、最終的に設計に決めたのは様々な企業の説明会に参加し、お話を聞いていくうちにやはり設計をしたいという思いが強くなった為です。多くの会社を見ていくうちにどんな会社で働きたいのか、自分が何をしたいのか気付くことができると思うので企業説明会には早めにたくさん参加すると良いと思います。また、周りのペースを気にすることなく、自分のペースで一生働きたいと思うことのできる会社を探してください。

松本 恵(2017年入社)
同志社大学 生命医科学部卒



入社の動機
製品がすべてオーダーメイドであり、お客様の要望に合う機械を自分で考えて設計できるところに惹かれました。

やりがいを感じる時
自分で作図し完成した図面を上司に見てもらい、「OK」をもらったときに、最もやりがいを感じます。「どのようにしたら上司に納得してもらえるか・・・」を日々考えながら、楽しんで図面を描いています。

就職活動生へのメッセージ
自分は大学で専攻していなかった分野である技術設計を希望しました。学生時代は設計について殆ど学んできませんでしたが、先輩や上司に教えてもらいながらスキルの修得に励んでいます。もし興味のあるものが学生時代に学んだものと違う分野であっても、分野の垣根を越えて一歩踏み出して挑戦してみることも大切かと思います。就職活動は一生に一度ですので、後悔の無いよう自分の納得できる会社を見つけてください。

清水 渉太(2017年入社)
関西大学 工学部卒


入社の動機

元々はプログラマーと鉄道や一般電気工事の仕事を探していましたが、当社の電気設計部門は機械を動かすロジックを考え、制御盤の設計や機械の動作確認などを行う為、希望する職種の両方が経験出来ると思い入社しました。

やりがいを感じる時
当社は機械を製作しているため、その組み上がった機械の配線チェックからセンサーの調整、モーターの回転方向など様々な確認をして製品が生産できる状態にしていきます。その機械が最終的に製品として生産されているところを見ることにやりがいを感じます。

就職活動生へのメッセージ
大学にはプログラムの勉強をしたいと思い入学し、主にプログラムを扱う研究室に入りました。システムエンジニアやプログラマーになることを目標にしていましたが、電気業界を知ることで視野が広がり興味を持ちました。色々な業界や職種を調べてみてください。就職活動は期間が長いため疲れると思いますが、広い視野で焦らずに探し、入社したいと思える会社を見つけてください。

南川 匠(2018年入社)
大阪電気通信大学 工学部卒

海外取引について

当社は国内のみならず、海外との取引についても力を入れておりアジアでは11カ国・ヨーロッパ4カ国・アフリカ2カ国・中南米5カ国・アメリカ・カナダ等あり、現在では、特に中国、韓国、台湾、インドネシア、アメリカの国々多く取引を頂いております。
2010年12月には需要が伸びている中国の上海に現地法人を設立しました。今後も益々海外市場の取引の重要性は高まると予想されますので、社長を筆頭に今まで以上に海外に向けて飛び出していきます。

ISO について

より優れた品質を提供するために2002年1月に品質管理グローバルスタンダードであるISO9001:2000を認証取得し、その後、地域及び地球環境の保全に積極的に取り組むために2009年1月にISO14001:2004を認証取得しました。
また、2017年1月に各2015年版を認証取得して現在に至っています。

今後の見通しについて

今後も経済・金融・人材のグローバル化はさらに進展し、競争は激化すると予想されます。当社は、どのような環境下においても品質第一に徹し、お客様の信頼と満足を得る製品を提供いたします。また、技術力の向上と経営の効率化を図ることにより財務体質の更なる強化に努めるとともに、企業の社会的責任を重視した経営を進めて「企業価値の持続的向上」を目指します。
当社は、今後も高品質の「ものづくり」にこだわる唯一無二のメーカーであることを追求し、お客様と一体となり、ともに発展することを強く願っております。

当社は若者雇用促進法に基づき「ユースエール認定企業」として若者雇用促進総合サイトに掲載されました

若者の採用・育成に積極的で、若者の雇用管理の状況などが優良な企業のことから、「ユースエール認定企業」として厚生労働大臣より認定していただきました。
当社は人材あっての会社だと考えており、教育・研修に力を入れて、人材育成を図っております。「若さ」と「情熱」と「やる気」でもって、自らの手で高品質の製品をひとつでも多く世界に送り出して下さい。当社ではそのための土壌とバックアップ体制を整えております。


PAGE TOP