連続抽伸機

- 供給から集積までを一環して設計製作している当社だからこそ
ご提案できる、品質、使い勝手を極限まで追求した
機械設計製作。 - 1951年の初号機より約300台以上を世界20カ国以上へ
納入した実績(国内シェア95%、ASEANシェア70%)。 - アフターメンテナンスも万全。
タッチパネル管理で集中管理。
ユーザー様に管理しやすい機械構造を実現。
圧延製造された線材を引抜、切断、矯正を連続して行う、磨棒鋼製造ライン。始まりから、終わりまで一環して製造している当社ならではの、ワイドセレクションな提案で皆様方の磨棒鋼製作に貢献します。
- 連続抽伸機
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24時間稼動のハードワークにも...
高生産性・製品の高品質化・稼働率の向上・作業環境の改善をモットーとするミヤザキの抽伸システムは、長年のハードワークにも技術革新の波にも、決して負けません。
新旧の機械が同じ工場内で、堂々と共にフル稼働するのは、ミヤザキの抽伸機ならではの図です。
21世紀においても「抽伸機といえばミヤザキ」のフレーズをお客様からいただけますよう、これからもますます努力を続けてまいります。ワイドセレクションがミヤザキのモットー
抽伸機の心臓部-伸線駆動部の機構(回転運動を直線運動に変換する)には4種類のタイプがあります。まず、ダブルキャリエージの駆動方法として、ダブルカム・フランジカム・シングルカムの三種類。そして細い素材用には、キャタピラ方式があります。これらの方式により、お客様の多様なニーズにお応えすることが可能となりました。スペック一覧
仕様は改善のために変更することがあります。AFは内接円の直径です。フランジカム駆動方式 Flange-cam drive typeModel 0B ⅠB ⅡAB ⅡCB ⅢDB 仕上サイズ 丸(mm) ○ Rounds 4~8 5~13 8~18 10~25 19~35 Finish size 六角(AF) Hexagons ※1
4~8 5~13 8~18 10~25 19~32 四角(AF) □ Squares 4~7 5~12 8~16 10~22 19~30 引抜力 Drawing pull(kgs) 2,000 3,600 6,300 11,000 26,000 切断長さ Cutting lemgth(m) ※2 2.0~4.0 2.0~4.0 2.0~6.0 2.0~6.0 2.5~6.0 線速 Drawing speed(m/min) 80 70 60 60 45 モータ Motor(Kw) 30 55 75 132 250 ダブルカム駆動方式 Double-cam drive typeModel 0H ⅠH ⅡH ⅢH ⅣCH 仕上サイズ 丸(mm) ○ Rounds 4~9 5~15 8~22 10~30 18~42 Finish size 六角(AF) Hexagons ※1
4~8 5~13 8~20 10~28 18~40 四角(AF) □ Squares 4~7 5~12 8~18 10~26 18~34 引抜力 Drawing pull(kgs) 2,500 4,000 11,000 15,000 38,000 切断長さ Cutting lemgth(m) ※2 2.0~4.0 2.0~4.0 2.0~6.0 2.0~6.0 3.5~6.0 線速 Drawing speed(m/min) 100 80 80 80 40 モータ Motor(Kw) 37 75 200 250 315 シングルカム駆動方式 Single-cam drive typeModel 0 Ⅰ ⅡA ⅡC ⅢC 仕上サイズ 丸(mm) ○ Rounds 4~8 5~13 8~18 10~25 19~35 Finish size 六角(AF) Hexagons ※1
4~8 5~13 8~18 10~25 19~32 四角(AF) □ Squares 4~7 5~12 8~16 10~22 19~30 引抜力 Drawing pull(kgs) 1,800 3,600 5,500 9,500 23,000 切断長さ Cutting lemgth(m) ※2 2.0~4.0 2.0~4.0 2.0~6.0 2.5~6.0 2.5~6.0 線速 Drawing speed(m/min) 70 50 40 40 40 モータ Motor(Kw) 22 37 45 75 150 ※1 AFは内接円直径。
※2 Ⅱ型以上の異形線がある場合、切断長さmin2.5mとなります。
※仕様は改善の為、変更する場合があります。
※ユーザー詳細仕様により異なる可能性があります。 - ワイドセレクション例
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連続抽伸機
抽伸機各部機構もワイドセレクションです。
長年の製作によるメカニカルノウハウと自社の電気、電子デザイナーによる設計によって、最新のエレクトロメカニクスを駆使し、独自の機構を生み出しています。
なお、ここに掲載しているのは代表的なものだけです。詳細につきましては弊社セールスエンジニアにお問い合わせ下さい。サプライスタンド装置
サプライスタンドにはダブルスイフト、シングルスイフトなど駆動・転倒・昇降・移動の機構によってライン速度の高速化や省力化に対応しております。
又、過回転防止機能、後面ラインでの線のもつれによるセーフティストップ機能、引抜連度の同調、及び左右巻きにも対応。シングルスイフト式サプライスタンドコイル架台付スイフト転倒型コイルオープナー
太物コイル先端取り出しのためのリコイルを容易に行う装置です。ハンガー式オープナー引き込みアームロボットロール開閉式オープナーロール開閉式オープナー及び引き込みアームロボット予備矯正部
ダイスまでの送り込みと粗矯正を行います。予備矯正部で抽伸前にコイルの応力を除去することによって抽伸後の直線が安定します。更なる品質の向上を目指し、異径・異ピッチ対応。上向きタイプ(ショットブラスト対応)下向きタイプ上向きタイプ(異径異ピッチ)細線対応タイプ 竪横配列型ショットブラストマシン(ライン化)矯正ポジションコントロールシステム
このシステムによって各矯正ローラーの位置
決めの復元(モーターによる移動、グラフィック
パネルによる表示、記憶機能)が自動で行われます。プッシュポインター
ダイス部に強制的に線材の挿入を行います。(ø15mm以上)キャリエージタイプスエージングマシン
スエージングマシンをラインに配置する事で口付け作業の省力化を図る事ができます。スエージングマシン伸線部
伸線カムの回転運動を伸線キャリエージの直線運動に変えキャリエージ内のジョーによるつかみはなしで引抜きを行います。キャタピラによる連続式もご用意しております。伸線駆動部伸線駆動部キャタピラ式伸線部
(引抜線径ø2-5mm 線速max. 150m/min)キャタピラ式伸線部
(引抜線径ø2-5mm 線速max. 150m/min)本矯正部
伸線されたバーは切断までに竪横ローラーで矯正を行います。竪横本矯正ローラー部ローラー溝スライド機構タイプ回転矯正装置
回転矯正ローター内には5ヶ所のノズルが配置され、ノズルの押引によってバーの矯正が行われます。中央ノズルはローターの回転中に外部から調整ができます。回転矯正部スピンナノズルModel 型式 →
Item 項目 ↓RS-0 RS-Ⅰ RS-ⅡA RS-Ⅱ RPM
回転数(rpm)8,000 7,000 6,000 4,000 Synchronizing speed(m/min)
同調速度(m/min)40-80 40-80 40-60 60-80 Bar diameter(mm)
矯正線径(mm)4-8 5-13 8-18 10-22 Motor(kW)
モータ(kW)11x2 15x2 22x2 30x2 走行切断部
切断方式はシャー切断方式とソー切断方式があり、仕様内容やワークによって選定させていただきます。高精度切断タイプ(切断精度 max. 5mm)高精度切断タイプ直接計尺方式カム切断タイプソー切断タイプ(切断精度 max. 5mm)ロータリー切断タイプModel 型式 →
Item 項目 ↓CA-0 CA-Ⅰ CA-ⅡA CA-Ⅱ CA-Ⅲ CA-Ⅳ Shear diameter(mm)
切断径(mm)4-8 5-13 8-20 10-25 18-35 19-42 Motor(kW)
モータ(kW)Traverse motor
(servo type)
走行(サーボ)11 15 15 22 22 37 Shear hydraulic unit
切断(油圧ユニット)5.5 15 15 22 22 45 中間ガイド部
切断されたバーの研磨部への送り込みを行います。中間ガイド部中間ガイド部(切断長先端検出方式)油圧クレードル研磨部
研磨部は2対(4枚)のディスクと5~7ノズルによってバーの表面研磨と矯正を行います。バー表面磨き肌のレベルアップに有効です。ディスクノズルタイプ2ロール矯正機
竪型方式を採用しており、上下各ローラーによって表面研磨と矯正を行います。特徴としてロール圧加量の自動調整が行えます。バーの真直度のレベルアップに有効です。2ロール矯正機2ロール矯正機VRP-ⅡSpecificationsModel 型式 →
Item 項目 ↓VRP-0 VRP-Ⅰ VRP-Ⅱ VRP-Ⅲ Bar diameter(mm)
矯正線径(mm)5-8 8-15 10-20 15-30 Motor(kW)
モータ(kW)Traverse motor
(servo type)
走行(サーボ)7.5x2 18.5x2 30x2 45x2 線受部
連続抽伸機で生産されたバーの取り出し集積を行います。バーに傷が出ない様、多くの工夫がなされております。2方向払出しレトラフ型跳ね出し式線受け台1方向払出しVトラフ型面取機
搬送方式はトランスファーの採用で製品への影響がまったくありません。
バーサイズ、長さ、面取深さの調整は全てG.P.画面上で行え、100種類の登録が可能です。
ご要望に応じて切断機の設置も行えます。本機は給材装置の接続によりOFFラインでの単独使用も行えます。面取機面取機SpecificationsModel 型式 →
Item 項目 ↓CCF-0H
(For brass bars)
(プラス用)CF-0 CF-Ⅰ CF-Ⅱ Processing(bars)
処理本数(軸数)6 4 2 4 2 4 2 Output(bars/min)
処理能力(本/分)60 33 22 33 22 33 22 Bar diameter(ømm)
作業線径(ømm)2.0~5.0 4.0~8.0 6.0~15.0 10.0~25.0 Bar length
製品長(m)2.0~3.0 2.0~3.5 2.0~4.0 2.0~4.5 Drive motor(kW)
駆動モータ(kW)3.7x2 3.7x2 2.2x2 3.7x2 2.2x2 5.5x2 3.7x2 連続抽伸機
Model DS-CA-ⅣCHModel CS-CRP-OH
キャタピラ式連続抽伸機Model DS-CAVRP-ⅡCB高品質化へのアプローチ
バーの傷・曲がりなどを抽伸ラインで管理する事は高品質化への絶対条件です。ミヤザキは皆様のニーズに応え様々なオプションをご用意しております。エディカレント探傷システムダイス角度遠隔操作システム