酸洗設備による伸線前処理の場合、酸洗・被膜処理設備のランニングコストが掛かり、また酸洗・被膜処理工程と伸線工程が別工程の為、工程間の横持ちにかかる時間ロスが有りました。
ディスケーラーは機械的に線材表面のスケールを除去する機構の為、上記コスト・ロスが大幅に削減可能です。また、酸使用に伴う公害発生もありません。
コンパクトスペースで設置でき、機械的消耗品や被膜処理剤等でディスケール~被膜処理が可能となり、ランニングコストにも優れています。
除去したスケールは機械内に回収するため、雰囲気管理及びスケール回収管理が容易です。(オプションとして集塵機も用意しております。)
伸線ラインにインラインで接続・使用できるため、ディスケール~伸線間の横持が不要となり、かつ操作も1人のオペレーターで行えます。
ディスケール後の被膜処理として、ボラックス被膜乾燥装置と特殊石灰被膜乾燥装置の2タイプを用意しております。ストレート設置・Lターン設置・Uターン設置等、スペースに合わせて様々なレイアウトが可能です。
Model MD-LW6+WJ+B+KM
メカニカルディスケーラー+ボラックス被膜乾燥装置
Model MD-MW6+WJ+B-MM
貯線型連続伸線機に接続
Model B-MM-WD
ボラックス被膜乾燥装置(ダブルキャプスタン式)
Model WJ+B-MM
ウォータージェット装置+ボラックス被膜乾燥装置
(シングルキャプスタン式)